ベットとネットとアメリカン
悪い癖かがついた、iパッドをベットで見る癖だ。
もう寝た方が良い時間に、世界旅行を始める、気になる情報を容易く目に出来る。
ユーチューブなどは最悪、例えばバイク馬鹿は俺だけではない事を世界中から教えてくれる。
カルトで誰も気にしないと思われる事柄に、ドはまりしてよくやるよって事を映像にしている。
そこまでやるかって改造車を作っている。最初は「ばっかで~」と見ていた事も、あまりの情報量に圧倒され徐々に冒されてしまうらしい、面白く成って来た。
昔、[イジーイライダー]でピーターホンダ(キャプテンアメリカ)の乗っていたチョッパーと呼ばれるバイクは、当時の時代背景とアメリカの大地の広さがもたらしたバイクの形で、それを日本で走らせよう等愚の骨頂で、俺は組しないと思っていた。
アメリカンと呼ばれる様に成って、国産でも各社が発売している今でも、箱根の峠道は無理でしょうと馬鹿にして相手にしなかった。
しかしながら、大量のライダーがアメリカンを改造し、楽しげに乗り回して居るのは、日本&アメリカばかりでなく、世界中であるらしい。イギリスやイタリアのスポーツマシンと混在し、両立している。アメリカンはアメリカンとして乗る世界が有るようだ。
前傾姿勢の短いハンドルでツイスティにライディグするだけがバイク乗りではないらしい。
ヘイストと言う、USAのクリーブランドの会社がディザインした車体が目についた、長々とした車体と低い着座位置もいかにも其れらしく、
大して走リャーしないよと高をくくった俺にも、30万で買える超低価格は、家の前に有っても良いかなと思わせた。
北千住のバイク屋に一度実車も見に行った。250CCの短気筒の非力なエンジンながら押さえ所は押さえてあって、アメリカンのカスタムベースとしては充分に見えたが実走には中国製のリジットフレームが不安要素だった。
そんな迷っている日々の中で、ヘイスト熱は突然、消滅する
川口の友達からKawasakiKLX250のレストア話が舞い込んで、長い事、手こずらせ、面白がらせてもらう事に成るからだ。(続 ガレージニュースに掲載)
でも、遊びは終わってしまうと暇に成る。
又候、アメリカンである。  日本では生産中止に成って仕舞ったホンダ レブルと言う25CC 2気筒エンジンのバイクの改造のユーチューブの画像に出会ってしまった。米国発の映像である。
発売時のスタイルでは、決して欲しい等とは思わないバイクで、存在も不認知の車体だったが、アメリカでは改造ベースとして人気が高いらしく、色々いじって遊んでいた。
そして、もっと間の悪い事に、先生筋のバイク屋のボンネオートで、埃を冠ったレブルを見つけてしまった。
タイヤも駄目、欠品だらけの鉄くず寸前の車体に無理矢理、値を付けてもらって引き取る事にした。
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持って来たその日に、サイドカバー・リアフェンダー・バッテリーケース等、外して、フロントフェンダーをリアに移植、イメージを作っている所です。

前輪タイヤはパンクしていて動かすにも厄介なので、前もって用意していたダンロップ80/100-18を履かせた。
この「カブキ」とふざけたネェーミングのタイヤも、夜中の1時に寝室でネット購入した物、なんだか変な感じだが、最近、上野車坂下のバイク屋街も過疎化しているので、便利では有る。

前輪のブレーキ・ウインカー・テールランプはガレージの在庫品の木箱の中から見つけました。
しっかり悩んで、明日は、先ず洗車。

錆と油汚れ関しては公表すると、レブルが泣いてしまうので、俺の胸に納めておく。
フレームやスイングアームもグリスアップ程度で修理や補強の必要はなさそうだ、フロントホークのインナーに錆が無いのは助かった。
放置前に、おっ師匠さんが、オイルを塗っておいてくれた様だ。ハンドル交換のついでに、首周りのグリスアップをする事にする。
ー事件ですー ジャッキアップした車体のフロント周りをバラしている時に、「何してンの、何でも出来るんだ、すごいね」等と言いながら、ガレージに乱入して来た近所の
おばさんが、部品入れに使っていた灰皿を蹴飛ばし21個のボールベアリングが散らかった。
20個は直ぐに見つかったけれど最後の1個が見つからない。この辺に、絶対有るはずだと必死に成っている俺に、「ゴメンねぇ」と退散するおばさん。 
「あんたの方が、絶対、凄い。ー闇夜に会ったら、ひき殺してやるー」と思う俺。
必死のかい有って、しばらくの後、隣に並べていたKawasakiKLXの後輪のタイヤの下で小さなヘアリングが砂まみれに成って居るのを発見する。
俺の予想より30度はズレていたし、予想以上に跳んでいた。
見つかってよかったぁーと一安心そして、嬉しかった。         ー嬉しかったので、おばさんをひき殺すのは止めにした。ー

カップグリスに二硫化モリブデンを練り込んだBTF特製のグリスをベアリングの受けに塗り、21個の小さなボールを受け皿のグリスに沈める。
外れない様に、落とさない様に、そっと組み付ける。下が出来れば、上部は楽勝。古いグリスごとベアリングを掻き出して新しいグリスを塗って、ウエスで拭き上げたボールを21個確認して並べたっぷりグリスをして蓋をする。ナットを締めてがたが無く&スムーズに首が触れるのを確認して終了。 
アッパーブラケットを取り付けてハンドルも既存の物よりは短く低い物に変更する。
一文字ハンドルを付けたかったけれど、長いハンドルポストに変更しないとタンクに当たるので、今回は見送りました。
ウインカーリレーと後輪のブレーキスイッチ、一番小さなルーカステールを昨夜発注しましたが届くまで暇ですから、塗装を考えます。

塗料棚には前回モンキーA50改75ccの塗装に使った黄色のウレタン塗料がまだ3リットル位残っていた。
ガレージの中が黄色ばかりに成るのは、ちょっと気になるが、パールのパウダーも1リットル位見つけたので、混ぜたら色味も変わるだろうから
とりあえず、有り物を使う事にする。
タンクとリアフェンダーにしようと移動したフロントフェンダーに凹みが有るので、ウレタンパテで埋める必要が有るので、ウレタンパテのチューブを探したら問題発覚、1年も使わずにほっておいたチューブは密閉が不完全だったのか硬化していて使えない事が判明。
買い物をする時間では無いので、何か代替え品はないかと考える、ビルの補修用の材料にコーキングやパテ、充填接着剤のたぐいが有ったので何が使えるかと迷う。
老眼鏡を掛けて細かい字を見てみると、コンクリートボンドが使えそうだ。
まあ試しにやって見ようと凹みを埋めてみる。タンクの左横の凹みが深く、表面は固まっても、指で触るとウニュウニュ。
くそっと、マイナスドライバーで掘り出して、薄付けを繰り返す手段に変更。待つのが苦手な私は少々イライラ。
「マーちゃん、短気は損気、じっくりね。」大昔に居なく成ったバーちゃんの声がして居るかもね。

乾き上がったら研磨作業開始、使い慣れたコルクのブロツクに320番の耐水ペーパーを巻いて荒摩り、形を整えたら1000番で仕上げ、指で触って境目が分からなければ終了。
大きな凹みで盛りの足りない所が見えたら、再度、塗り足して繰り返す。タンクは濡れたついでに、勢い良く内部を水洗いして、錆を追い出しだ。内部を乾かすのと塗り足したコーキングの乾燥促進に、使い古した美容のハンドドライヤーに耐熱ホースを繋いだ物をガソリン注入口から突っこんで熱風を送る。山伏がホラ貝を吹いている音がする。

黄色塗料とパウダーを2対1で撹拌して塗ってみると、落ち着いた淡めの黄色で中々魅力的な色で良いのだけれど、ガレージに並ぶとやっぱり黄色いマシンばかりに成って落ち着かない。並んだ感じで色を選ばれるレブルには迷惑だろうが、新人なのでチョッと遠慮してもらって、色彩変更と決定する。
えらく贅沢な下塗りに成って仕舞ったパールイエロウの上に再塗装。
半端に成って棚の奥で見捨てられていたボール箱の中のラメやらテープやらステッカー等の中に赤の蓄光塗料のパウダーが有ったので、足して見る事にする。 
良いオレンジに成るはずと始める。
赤のパウダーか゛中々奇麗に混ざらないので、1,5ミリ径のスクリュウを作ってリュウターで撹拌、苦労した。色が決まったので、ウレタンの硬化剤を入れて再度撹拌、5分以上は撹拌しないと硬化にムラが出て完全乾燥が遅く成るとプロの塗装屋達に聞いていたので、素直に6分撹拌する。

私のコンプレッサーは3㌔までしか吹けない小型の物で圧力の安定もイマイチなので、病院等で使ってる酸素タンクを中間にかませて使っている、何年も前に派手な大粒のラメ塗装が流行った時に苦労して作った奴で10㌔の圧力でも出せる様にしてある、もっとも10㌔での連続使用は出来ないがギラギラのラメ塗装が出来た。
今回のパウダー入りの塗装位は問題なく出来るのだが、吹き手の私が気短で急ぎすぎて困る。近所のベンツの塗装屋が「塗料は垂れる寸前が一番艶良くしあがる。」と言っていたのを鵜呑みにして、その瞬間を極めようとして、「あっ、垂れちった、あ〜ぁ」となる、気を付けよう。
ウレタン系の塗料は乾きながら塗装面が平均化して艶が出るので、ラッカー塗装の様に其処で固まってデコボコなんて事が少なく楽なのですが、気を付けてゆっくり曲面に合わせてノズルを運びます。塗り終えたら、タンク・フェンダー・ライトケースを間隔を置いて並べて、「触るな」です。
吹き付け用のノズルや塗料カップをシンナーで洗って、養生ビニールシートを片付けて、ただ待っています。
組んで見ないと本当の所は分かりませんが、いい感じで出来上がりそうです。

待っている間に、ストリップに成ったバイクのフレームを塗ります。カシュー(漆系塗料)の黒を刷毛塗りです。
何度も使い続けていい加減「毛」が抜け柔く成った刷毛で、刷毛目を出さぬ様に一発塗り。
配線の確認もします。プルバックのハンドルに改造されていた物らしく矢鱈に長く追加されている配線は撤去して、メインスイッチはハンドルポストから車体右サイドに移動する為、ハーネスをバラして配線3本を別系統にします。インフォメーションランプも幾つか外すつもりです確認していると、端子ごと部品取りされた物か切りっぱなしの配線が4カ所12本有ったので、端子の加工が必要そうです。ホンダの車体は配線の色がほとんど同じなのでレブルの配線図は有りませんが、なんとか成ると思いながら配線の取り回しも考えておきます。


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ガソリンタンクが乾いたので仮組、まだ全然機能しないけれど雰囲気はこんなかな。
バツテリーを積んで、配線を完了させなければ成らないので、テスターの出番か。
電工キットも出さ成れれば、予備端子は足りるかな、春日のドイトへ行かなければと
忙しく成りそうです。

前照灯の位置はあと5センチは上げた方が格好良さそうだ。
現状のメーターはデカいので、小径の物にしたい、確か220㌔まで刻んであるレース用の奴が有るはずだが、収納場所が定かでない、レースパーツの箱を引っ繰り返さなければ成らないかも知れない。
ナンバー取り付け用に短いCCバーが有れば良いのに、何か無いかなァ。

タンクの汚れ具合からして、キャブのオーバーホールは必要だろう、エアクリーナーボックスが無いので、何かしら対策を講じないと成らない
マフラーが直管なので、出口の加工で消音しなければ、燃調作業も出来ない、バッフル制作だろうな。
等々、具体的な要求と、作業が押し寄せて来る。



楽しいっちゃ楽しいのだけれど、仕事量の多さと、多岐にわたる内容で少々めげる。
スタージス(米国のハーレーディビットソン乗り達のパーティー)に集まる叔父さん達は、1年掛けて愛車を改造して来る。 情熱に負けそう。
ヘルスエンジェルスの映画では、楽しそうな5分位の映像で処理される所なのに、
実際は、結構キツいぜ。
15年か20年前のホンダをいじっているだけで、これだもの、これがナックルヘッドやパンヘッドだったらと思うと、寒気ものだぜ。」


文句言わずに、明日もやろうね。
バーツも届いた事だしね アスクルの大和便のお兄さんに悪いでしょ。
2ミリ厚のアルミ版から、ライトの位置上げのステーを2枚切り出す、5センチ間隔で8ミリの穴をあける。
バフがけまで仕上げれば良いのだけれど、ブラック塗装してしまう部分なのでサンダーで面取りしておしまい、組み付けて、ライトを持ち上げた。

リチュームバッテリーに交換したラベルダの元々のバッテリーが半年も放置してあったので検電して見た。12.5V出たので、レブルには少々大きなサイズだが使う事にして、充電する。そして、アメリカ土産のなんだかよく分からないアルミ製のナンバープレートも見つけ曲げ加工してバッテリーボックスを作る。取り付けステーも用意する。

小径のメーターは見つけたが内部照明のランプが無かったので外した大口径のメーターをバラしてランプソケットから再利用した。
左右ハンドルからの配線とメーターやランプハウスからの配線を車体側と繋ぐ、大半は同じカラーリングのケーブルで簡単、ウインカーは右がオレンジ左が水色でホンダの通常、しかし、用意したウインカーリレーの説明書にKawasakiの配線例が書いてあったので、ホンダ式に逆さにつなぐ。
インフォメーションのランプ類は大胆に野性的に全部撤去、とてもスッキリしたがニュートラランプは残した方が便利かも知れないので、車体側の配線を別に分けてグレーの
ビニールテープで纏めておいた。ハンドル幅が変わった事と、配線収納ボックスを撤去したので、配線に余裕が出て、ライトハウス後方がごちゃごちゃする。
そこで、ガソリンタンク下に、配線のたわみを作って、車体側に配線を引き込みハンドル下を整理した。走行振動で暴れるのも嫌なので配線留のハンガーを一つ増設する。

バッテリーを繋いで確認、作動良好。バッテリーが大きい所為かセルがやたら元気だ。
ガソリンを入れて遣りたいが、キャブの整備と、マフラーのバッフルを用意してからにしよう。


何度も使った方法でそこそこの効果がある手製のバッフルを作る事にする。美容室のセット用カーラーの20ミリ口径長さ650ミリの物を2本繋いで周りにグラスウールを巻く、口径40ミリのカーラー2本を被せて纏める。これを2本作って排気管の後部に挿入、多少のガタはグラスウールを突っ込んで調整、出口が奇麗に成る様に、大振りの座金を探したが都合の良いサイズが見つからないので1,2ミリ厚のアルミ版をカットして制作、内側のカーラーと圧着する。
ガソリンタンクに3ℓのガソリンを入れてコックを開いてキャブに送り込む、錆汚れの無い事を確認する。
チョークレバーを引いて、スタータースイッチを押す、セルモーターが元気に回ってガスを送っている。2回のクランキングでエンジンはかかる物の片肺で、短気筒の音がしている。何度かトライしたが、左側のエンジンに火が入らない。フラグを外してみると、ガスが来ていない。
そんなに都合良くは行かないと思っては居たが、やっぱりレブルは私に楽をさせる気は無いらしい。
キャブの分解掃除をしてくれと、要求している。  「はい、はい、仰せのままに」キャブばらしだ。
尚、排気音は、片肺の音だったが大分押さえられていて、ツインに成ってのアイドリング調整位では、ご近所からクレームが来る程では無い事を確認する。

レブルのアウターマニホールドは、1in2の方式で、エアクリーナーから繋がっている。此のラバー部品がフレームーいっぱいで配置されていて、虐めないと外せない。
硬化した古いゴムは固く、無理をさせると割れそうで、CRC556を掛けながら慎重に外したが、形状を見ると如何にも抵抗に成りそうな急カーブと容量不足に成りそうな、潰れた形をしていた。パワーを稼ぐエンジンでは無いのでこれで良いかも知れなのだが、廃棄処分にして、直キャブで仕上げる方が俺の好みだ。
キャブを外す段に成って、これ又、インマニホールドのゴムが固く成っていて真直ぐ後方に引き出すだけなのに外れない。
車体全体がずるずると後退する。ギヤをローに入れて、再挑戦、「なにこれって」程の抵抗の後やっと外れた。
問題は続いて、今度はキャブ下端のカップのビスが抵抗する、左の外側の2本はネジ頭のプラスの切れ込みをなめそうだ。
ショックドライバーを持ち出して、軽めに二三度叩く、アルミのキャブの小さなネジなので気を使う。
しみ出したガソリンの匂いが、古びて腐った匂いで参った、でも、いかにもレストアしているって匂いだ。
ケツのカップを外すと、原因判明、前回整備した誰かさんがシール材を塗り過ぎていて、ガスで侵された其れがスカートの様にヒラヒラしている。
左は其れが外れて、メインジェットを塞いでいた。カッブの底は乾きながら濃く成ったガソリンの不純物か飴状に固まり、レストアには有りがちな様相です。
小さなマイナスドライバーで掻き落しながらキャブクリーナーで洗浄する。メインジェットとスロージェットは外して、細い針金で貫通清掃、もちろんニードルジェットも外して清掃、ニードルジェットの小さな横穴は詰まっている事が多いので全てチェック幾つかの穴にはスラッジが詰まっていた。
美容室には、アップスタイルのノットやテールを始末するさいに使う毛ピンと言う極細のピンが有る、此奴がとても便利です、キャブのオーバーホールの時はパーマ屋さんに23本わけてもらうと良いです。 美容師で良かった。実はその他にも美容室はバイク整備に都合のいい設備や道具が沢山有って便利なりですが、内所にして於きます。
お客さんの中に「え〜ぇ」てビックリする人が出そうですから。
フロートとフロートピンを外してガス経路を清掃します、(フロートピンに錆や汚れが付くとオバーフローの原因に成って、ガレージの床にガソリン漏れ、てなのは宜しく無いし危ない。) 砂状の錆が出ました。面相筆とガソリンで徹底洗浄します。ジェット類を締め付け、エアバルブを一回半戻しでセットします。
キャブを組んで装着、エンジンを掛けると、ツインの音が出ました。万歳。
アイドリング調整は、エアバルブを調整しながら、最低回でアイドリングしレスポンスもすくに対応出来る回転数を目指して頑張ります。
通常1000回転前後がめあすですが、今回はクラッシックな音に成る様に出来る限りの低回転を狙います。
当該車両の排気管は、
12.5位長さに差があり中々揃わず、不等回転している様な音がします。
多少のバラツキはハーレー風と言う事で誤摩化して、目をつぶります。 どちらかが引っ張っているのだろうが、エンジンストップせずにアイドリングしている。

車体を低く、小さくして来たので、ナンバープレートが大きく見え何所に持って行っても似合わない、全体の雰囲気やバランスがぶちこわしに成る気がする。
低いCCバーでも付けて、全体とは距離の有る感じに付けるのが良いかも知れない。
CCバーが無い。使える部材は無いかと探すと、折りたたみのパイプ椅子の背もたれ部分のパイプ形状が近い形をしていて都合良さそうなのを発見する。
部品をふんだくられる椅子は可哀想だが、運の尽きだろう。
ベビーサンダーで切り取り、両端をバーナーで焼いて潰し8ミリのボルト穴を開ける。シート下のボルトで共緊めして、ブレ止めの機構も付けた。
ほぼ完成、後は走りながら、不都合に対処して行く作業になる。
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かっこ好いだろ、走ってどうかはこれから。

YouTubeUSAなら何と言う事はないのだろうが、文京区を走るのは気が引ける。
アイドリング時の音量は押さえたものの
全開するとやっぱり直管、結構うるさい。単純計算で125CC当たりの排気口が20ミリは十分な流量を持つて居る。 ストレートに排ガスを出す機構では出力は稼げるが、消音効果には、やっぱ乏しい。

全体を見ると、ナンバー無しだといい感じだが、付けると車体が小さい事がバレバレ。
あくまで、スモール・アメリカン。 人も乗らない方がカッコいい。

ベタでは有るが、資料棚の奥に有った古〜い[ルート66]のステッカーを貼った。
特別の思いの有るのは爺ィだけで、若い子には、あのメロディーは聞こえて来ないだろうなァ。

キャブの内壁はリュウターで磨いて、其処だけレーサー。

              以上       面白かった一ヶ月半でした。


PS・隣に居たKLXが「俺の塗装はァ」つてひがんでいるから、グレない内に塗るか、と思っています。